2013年05月27日

彩の国木の家づくり巡回展 今年は入間からスタート 6月に再び

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職人がつくる木の家ネットの地域会として埼玉メンバーの有志で、昨年の新年会で埼玉木の家ネット・埼玉を立ち上げようという話に。
平成20年秋に川越で木の家ネットの総会を行なうために全国からやってくる会員受け入れを行なうための実行委員会を立ち上げたのがきっかけとなっています。
幾つかのイベントに参加したりしていた事をもう少し組織だってやってみようということで「木の家ネット・埼玉」となりました。
まずは、自分たちの作っている「木の家」について知ってもらうことから始めようということから、彩の国木の家づくり巡回展となりました。
メンバーの地域を順番にパネルや模型を持ち寄って、巡ぐることを始めようと。万全にすべて準備してというわけにもすぐにはできません。回を重ねながら充実させてということで進行中です。

問題は、どこで展示が行なえるのかという会場探しが最大のポイントでした。実際に見てもらえる場がないことにははじまりません。
そんなとき県からの紹介などもいただき、木材協会主催の「木とのふれあい祭り」や県主催の農業祭の会場などに展示するスペースをお借りできました。また、メンバーが主催のイベント会場の一画を提供してもらい展示スペースとしました。
巡回展として複数回の展示を行なうことができました。昨年は7月から始めて、7回もの開催ができました。
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各会場の展示担当はその地域のメンバーが主体的に、他のメンバーが協力しながら、共通のパネル類と地域メンバーの工夫による展示企画となっています。
昨年の7回は、イベント会場での展示が主でしたので、パネルなど説明的な展示物をしっかりと見ていただくという感じにはなかなかなりませんでした。継手仕口の模型を組み立てたり、ばらしたりと動きのある展示に興味を持っていただくことが多かったようです。
特に、お子さんと一緒のご家族には好評でした。複雑な形を組み合わせて木造住宅の骨組みができていることを知っていただくにはこれが一番かもしれません。こういったことも棟梁が一本一本に墨付けをし、刻んで骨組みができあがる事を多少でも知っていただく機会になったのではと考えています。
今年に入り、最初の2月開催の巡回展は入間市で、木住研の展示担当です。会場は、入間市役所1階の市民ギャラリーです。
初めて専用の展示空間で、しかも3間×4間と広さも今まで以上あり、平日5日間の展示期間で、常駐応対が必要となりました。広さに応じた新たな展示物の作成も行いました。 
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田中入間市長にもご来場いただきました
ss-2013_0205_ 046.jpg展示テーマは「町と山をつなぐ職人の技による『日本の家』」。
都市に住む私たちは山に目を向けることで、そこにある木、建築用材としての木が、家にまでなることを感じてもらえればよいのではないかという考えからのテーマです。木住研としての基本テーマでもあります。
この2つの場所をつなぐものが、受け継がれてきた職人の技をいかした「木の家」という考えです。 

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展示は、木の家ネット・埼玉の仲間と作った共通のパネルと当事務所の実作の写真パネルや架構模型など。継手仕口のペーパーモデル。
今回は、かつて雑誌の企画で接合部の解説用に作成した実物の継手仕口モデルも登場。これは、記事のために都幾川木建の高橋棟梁に制作協力いただき、保存してあったものです。
会場が広いこともあり、「木を育て」「木を伐り」「木を読み」「木を組み」「木の家に住まう」「木の家は都市の森」をテーマとした大型のイメージポスターも作ってみました。
今回も来場いただいた皆さんには、「あなたは築何年の家に住んでいますか」アンケートをお願いしました。
築30年以上付近に多くのシールが張られる傾向になりました。これは前回と同様の感じです。
築30年は統計的に日本の住宅のおおよその寿命といわれています。それ以降はたいへん少なく、築100年を超える欄に4つシールが張られたことにはホッとする思いです。 
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築30年は、ちょうど耐震基準が変わったころでもあり、これから住み続けるには耐震性のチェックなども必要かどうかの目安となる年代と考えることもできます。

市役所1階ですので、手続きの合間に見ていただける方や昼食時の休憩時間に覗かれる方、日頃の顔見知りの方たちにも来場いただけて、木組みの家のお話ができました。
田中市長にもご来場いただき、地域材を活かすことや大工技術を活かす術などについてもお伝えでき、有意義な機会となりました。
日頃の市民活動とは違う一面を知っていただけたと思いました。

巡回展は、4月は日高市役所ミニギャラリー5月は都幾川建具会館と巡回し、6月に再び入間で開催です。


6月16日、入間産業文化センターで開催の「いるま環境フェア」で、2月の内容に手を加え、会場面積に合わせた展示を企画中です。昨年は、木住研としての展示でしたが、今回は木の家ネット・埼玉の共催として会の共通パネルも展示します。隣のブースは入間市の文化遺産をいかす会です。5/16〜26までの「ヴォーリズと武蔵豊岡教会展」はたいへん盛況でした。こちらも、地域に残る文化遺産をテーマに展示スペースに合わせた展示を行ないます。
posted by 太郎丸 at 22:50 | Comment(0) | MJK463ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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