2006年08月11日

消えるらしいガラス張りの知事室

 大平建築塾を終えた8/7に長野市内で打ち合わせがあり、高速道路で飯田から長野へ180km。ちょうど前日の6日は県知事選で3期を狙う現職田中康夫知事と竹井仁・前衆議院議員の一騎打ち。今後の長野県の進路を決する戦いが行われていた。

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小布施町で見た選挙ポスター

 
 結果は、村井氏の勝利。県政改革を進めてきた田中知事であったが、議会とのギクシャクした関係をいつまでも改善できないままの状態が続いてきたことによる嫌悪感がこういう結果を生んだのか。露出度が多かった分、マイナス要素が見えてしまったものなのか。一人相撲を取っているようにも見えていたが。どちらにしても、勝ち負けのはっきりした今回の結果の答えは、4年後といわず数ヶ月で方向性が見えてくるのではないだろうか。
大きな揺り戻し?現状ちょっと後退?予想外の前進?・・・。

 ガラス張りの知事室に象徴されるように、情報公開をあれほど徹底しようとして、自ら表に露出させ続けた姿には共感する。自ら公僕と称して、その姿勢を具現化して見せていた。次期知事は、視覚的なことだけで・・・と切り捨て、廃止するようだが、はたして県民の目にはどのように写るのだろうか。
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カラマツのテーブルのある県民ホール向こうに知事室

 見納めになるのかと思って、県庁に見物客がくるような現象を起こし得ること自体たいしたものと考えたいが。些細な事のようだけれども、ディテールから県政を組み立てようとした田中知事のよそ者の目が、内部の意識を変えるという意図はみごとに伝わっているように思える。6年間という時間を考えると相当に密度の高い県政を司ってきたと言えるのでは、と県外の者には思えるのだが。

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シンシュウベーリーマッチのポスター 左側にヤッシー(寂しそうね)

 今は、知事会見も議会中継もインターネットで見聞きできるので、たまにBGM代わりにというわけでもないけれど、仕事をしながら聞くこともあったが、議会とのギクシャク感はほとんど感情レベルのようだし、修復の余地なしという感じ。お笑い番組を見ているより面白いやりとりもあった。議会ってこんな感じでありなの?なんていう場面もあったような。
 一泊したので8日の朝に、ガラス張りの知事室を見ようと9時に県庁に入ると、「おはようございます」と声掛けされた。一瞬、「えッ」だれ?と思ったけれど。うわさの“お尋ねコンシェルジュ”。
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 コンシェルジュはフランス語で、1)フランスの共同住宅(アパルトマン)の管理人。2)ホテルで、泊まり客の求めに応じて、街の地理案内や交通機関・観劇の切符の手配などをする係。とyahooの「大辞泉」による辞書検索にはある。庁内の案内人ということなのでしょう。

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 でも、その向こう側には受付、案内の係がいるのに、なぜ?知事会見でその意図はを聞いていないが、現場の職員が顔と名前を知られ、どういった部署にいるのかなどを知ってもらえる良い意味での機会になる。あるいは、県民のちょっとした疑問などを気楽に答えられる雰囲気づくり、逆にとんでもない文句を言ってくる可能性だってある。それでも、行政サービスの最初の窓口となりうる可能性を実験していこうというものであったと推察している。

 少なくとも元気な声で朝の挨拶をされて悪い気はしない。県外の者に長野ってやるな〜という気持ちにはさせてもらったことは間違いない。でも、この係りもどうもなくなるらしい。埼玉県庁ではそんな経験はまだしたことはないな〜。



長野県庁のホームページ
posted by 太郎丸 at 12:00| Comment(0) | MJK463ノート
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